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雄大な自然に恵まれた奈良県は、八経ヶ岳・・・等登山者には魅力溢れる山々が連なり、県内外から多くの登山者が年々増加しています。ところが、山岳遭難により尊い命が失われたり、怪我をされる方が少なくありません。 最近の遭難事故原因は、滑落、道迷い、過労等によるものが目立っています。皆さんも、登山される際には充分ご注意ください。
山岳遭難事故14件16人発生
(平成21年中) 死者3名・行方不明者2名
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| 死者及び行方不明者は、昨年(死者8名・行方不明者3名)と比べると減少しま したが、過去5年間で見ると横ばい状態です。 その特徴として、遭難者数16名中8名(うち死者3名、行方不明者1名)を60歳 以上の登山者が占める等、依然として中高年層登山者による遭難事故が多い状 態です。 また、遭難者の態様は、道迷い9件、滑落3件でした。 これは、県内の山岳は標高がさほど高くなく、「登山経験が浅くても大丈夫」等と いった誤解が生じやすいためと思われます。 ※ 必ず「無理のない計画」「登山届の提出」「地図を携行」して、安全な登山 に心掛けてください。。 |
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| 自分の経験、 技術、体力に 応じた登山を |
遭難者の半数は、経験や技術、体力等の不足が原因となっており転倒転落事故のほとんどが登山道で発生しています。 無理のない日程で行動をしよう。また、装備品・非常食などは十分に携行しましょう。 |
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| トレーニングで 万全の体調を |
登山前にトレーニングを充分に行い、体調を整える他、健康診断を受けてから登山するように心掛けよう。 |
| 単独登山は 危険を伴う |
一人は気軽で良いこともありますが、過労や骨折でも助けが呼べず、死に至るケースがあります。 豊富な経験、統率力のあるリーダーの指揮のもとに行動をしよう。 |
| 気象判断は 確実 |
気象状況を絶えず把握し、気象の変化に応じた行動をとることが必要です。特に、濡れた岩場、積雪によるスリップ事故に注意しよう。 |
| 登山計画書は 必ず提出 |
万が一の捜索や救助活動に備え、登山計画書はなるべく早いうちに提出して下さい。 |
| 釈迦ヶ岳から下山途中に遭難・救助された男性から礼状をいただきました。男性は台風の中を4日間にわたり雨水を飲んで救助を待ち、九死に一生を得たものですが、山岳遭難の恐ろしさを知っていただくために、了解を得てここにその一部を転載します。 「…暴風雨により、特に夜間の寒さは恐ろしかったです。昼間に身体を覆うように石を組み上げ、その中にもぐりこんで少しでも体温の低下を防いでみたり、雨水をコッヘルにためたりしておりましたが、4日目には内臓がやられて雨水を飲んでも吐いてしまう状態でした。…(中略)…何十回と多くの山々に登ってまいりましたが、今回はあと2時間ほどで下山できるというところで、気のゆるみが出て道に迷い、多くの方々にたいへんなご迷惑をかけることになってしまいました。本当に山は恐ろしく、遭難するかしないかは紙一重だと思いました。…」(礼状より抜粋) |

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