奈良県警察嘱託警察犬について
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嘱託警察犬について

嘱託警察犬とは
嘱託警察犬とは、民間の訓練施設等で「飼育・訓練」され、奈良県警察から嘱託を受けた訓練犬のことで、警察から要請を受けて、同じく嘱託警察犬指導者として嘱託されている訓練士とともに事件捜査や行方不明者の捜索などに出動していただきます。

嘱託警察犬になるには
嘱託警察犬になるには、審査会に合格する必要があります。
奈良県警察では、年に1度、嘱託警察犬審査会を開催しています。
訓練犬と訓練士がペアになって受審していただきます。
審査会は、3部門に分けて実施します。

足跡追及の部
足跡の臭いを追って、犯人の逃走方向や犯人、犯人が落としたものなどを発見します。

臭気選別の部
台の上に差し込まれた5枚の白布のうち、犯人の臭いと同じ臭いのついた布を選別します。

捜索救助の部
空中に漂う人の臭いを追って、行方不明者を発見します。
審査に合格した訓練犬は、翌年の1月1日から12月31日までの1年間、「奈良県警察嘱託警察犬」として、指導者の方とともに嘱託させていただきます。
お問い合わせ
奈良県警察本部刑事部鑑識課企画指導係